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東京都内
とある生物学研究所・・・。
見たこともないコンピューターで埋め尽くされた暗い雰囲気の巨大な研究施設。大きな棚には1匹ずつ実験用かと思われるラット達が暴れまわっている・・・。
「やった!!成功したァァ!!!」
ざわつく研究所内が静けさに包まれ、一人の男が両手を挙げて何やら喜んでる様子が伺える。
一つの棚の無数のラットに集まる研究員達・・・。「どうゆう・・・事だ・・・!?」研究員達が身体を震わせている。
巨大な棚の中にいる無数のラットには、全てアルファベットによって振り分けられていた。小文字のa~大文字のYまでの全てのラットは見るも無残な死骸となっていた・・・が、小文字のgのラットだけは違った・・・。
「gのラットだけ生命反応が残っている・・・ラットの体と適合しているのか!?」
「という事は実験は成功だ!!」
「後はこれを・・・」っと研究員がgのラットが入った棚を指でコツンと叩いた瞬間!!
バリバリバリッ!!
突如、gのラットの体が電気を発し始めた!!「なるほど・・電気タイプか・・・。」研究員はそう呟くと、周りの研究員達が不気味に笑うのだった・・・・。
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