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あの頃の俺たちは…
…
……
………
高校3年の初秋、俺と保科さんは、ようやくお互いの思いを通じ合わせることができた。
こんな美少女が、本当に俺を好きになってくれるだなんて…そしてこうして付き合うことができるだなんて…
俺は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
出会ってから2年半もかかったけど、ようやく俺たちは思いを通じ合わせることができたんだ…
保科さんが、俺だけのものになったんだと…
でもそれは…
俺の勘違いだったんだ…
俺が変わってしまったのか…
彼女が変わらなかったからなのか…
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