‡天国と紙一重の地獄‡

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ちょっと、紹介をする事にしますね。まずは僭越ながら、僕の自己紹介です。 年は十と五。生まれも育ちもこの四季織町です。 名は七宝煉。気に入ってます。 次に、この我が物顔で僕の狭いベットの右サイドを占領している栗色の髪の輩、我が妹である七宝奏ですね。 ブラコンです。以上。 ごめんなさい、まだ続けますから睨まないでください。 髪は背中の真ん中くらいまで伸びて、兄の僕から言ってもルックスに問題はありません。 スタイルも全体的にスレンダーです。補足するならば、胸は少々残念なことになってます。 ラストは多分、奏が先にいたから僕の上に乗ったのであろう、七瀬沙耶です。 奏とは逆に肉感的なお体をお持ちで、何が言いたいかと言えば、長時間乗せたままにするには重いということです。髪は漆黒の闇…要するに黒で、腰まであります。これに対抗して奏も伸ばし始めたようです。 最後に、変態です。 さて、お時間になりましたので紹介を終了します。 「…降りて?じゃないと2日間無視するよ?」 「…ごめんなさい…今…降りる…」 起きてたようです。 「ん~?お兄ちゃん起きたのぉ~?」 「奏も退いて?狭い」 「沙耶が背ぇ低いのに太いからだもん。お兄ちゃんと寝ていいのは私だけだもんね」 「前の文と繋がってないし。早く退きなさい、朝だよ?」 「…私…太くない…」 横にじゃなくて、前に太いです。 「煉くん?朝よぉ?片づかないからご飯食べてぇー?」 ちなみに今のは母です。 僕は二人を払いのけてベットを降りました。
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