ドキドキのクレッシェンド

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ドキドキの音に溺れそう。 息継ぎをしたいくらい。 力いっぱい両目を瞑って深呼吸。 もう一度前を見ると優しい瞳は待っていた。 何かが伝わり合う空気に包まれていく。 そして、カレは口だけを動かして何か言ったんだ。 ―――エ? イマ ナンテ イッタノ……?――――        
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