プロローグ

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美咲は、それまでに、必要な物を、まとめておかなければならない。 母に手伝ってもらうことも、考えた。 けど、美咲は、この部屋で、過ごした、多くの時間を思い出し、懐かしさに、浸りたかった。 美咲の家が、建てられたのは、美咲が、中学生になったときだった。 自分の部屋が欲しかったので、嬉しかったことを、今でも思い出す。 可愛い部屋にしたいと、始めは、ピンク色で統一されていた部屋も、月日の流れとともに、モノトーンで、統一された部屋へと、変わっていった。
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