7人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、押し入れの中へ、押し入れを開けるのは、何年ぶりなんだろう。
押し入れを開けると、段ボールが、綺麗に積まれていた。
段ボールには、マジックで、高校教科書、マンガ本、アクセサリーなど、と書かれていた。
「懐かしい。」
思わず、独り言がでた。
美咲は、宝物を探す、子供のように、ワクワクする気持ちを、抑えることが、できなくなった。
ひとつひとつ、ガムテープを剥がして、開いてみる。
高校の教科書。
「あら…。」
思わず、苦笑い。
教科書は、悪戯書きだらけ。授業、全然聞いてなかっんだな。
そう言えば、高校時代は、友達との、お喋りが楽しくて、先生に怒られてばっかりだったよな。
思い出の引き出しが、開けられると、美咲は、荷物をまとめることすら忘れ、次々と、段ボールを開いていった。
最初のコメントを投稿しよう!