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ハンゾウ「さて…此処は俺に任せてもらっちゃったんで、皆さんはどうぞお先を急いでくださいな」
ジョーカー「良いんっすか?数が数だし…」
ハンゾウ「こんなこともあろうと、ダンテからはいろいろ術は貰ったんで…。大丈夫、死んでも時間稼ぎするんで」
ディバイン「死んでもって言うのは困るな。死なれてしまっては、俺らがダンテに合わせる顔がなくなってしまうからね」
ハンゾウ「なら、絶対大丈夫。男として約束は護らせてもらうさ」
ハンゾウが忍者刀を構える!
ハンゾウ「ダンテに逢ったらよろしく言っといてくださいな。『アンタの忍者は連れて行ってくれなくてヘソ曲げてた』ってね」
ファントム「それなら、僕はリュウエンの方に向かうヨ。道案内が必要だろうからネ」
シロガネ「それなら…御言葉に甘えさせてもらうとしようか」
ジョーカー「頼んだっす」
ジョーカー達はハンゾウとファントムを残して城の中へと向かう。
ファントム「無理しないようにネ?死にそうになったら…」
ハンゾウ「心配御無用。俺も死にたくはないからな。その前には…自慢の逃げ足を使わせてもらうさ」
ファントム「そうかイ。それじゃ、倒してから屋上に来てヨ?」
ファントムが屋上目掛けて飛んでいく!
ハンゾウ「みんな行ったな?かっこつけちまったけども…こんな数…時間稼ぎ出来るかなぁまったく…」
ハンゾウは忍者刀を片手に血の結晶の兵隊達に突っ込む!
リュウエン「………」
アモン「………」
ファントム「おや…?どうやら、間に合ったようだネ。まだ睨み合っていたなんて…」
リュウエン「お前か…」
ファントム「観覧しているだけだから心配しなくても良いヨ」
リュウエン「ふん…。すました顔をしているが…お前の眼なら分かるだろ…?」
ファントム「はて…?僕は何を言われているか分からないネ」
リュウエン「言っては悪いが…あのさんにんの中では…お前の眼が一番良い…」
ファントム「あらあら…?やはり、バレていたんだネ。でも、それを見抜く君の眼も大したモノだヨ」
リュウエン「退いていろ…」
リュウエンが炎魃丸を抜く!
リュウエン「どうやら…コイツは手抜きは…許されないようだ…」
アモン「………」
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