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ダンテ「ふぅ~…。何とも良い月夜だな。『裏会』の日はせっかくの満月だったのに見れなかったからな…」
まゆり「酒が美味いのぉ」
アンナ「まったくだ。久しぶりに落ち着いてみんなで飲めるな」
シンメイ「最近、出払っていたからな。皆で集まる機会が減っていたからな」
フーガ「まあ、良いではないか。今はこうして、一緒に飲めるのだからな」
ゴロウ「お前ら全員、爺くせぇなまったくよ」
ホムラ「本当だよ。一体、この家の中には何人オヤジが居るんだよ」
ミィ「若い子の割合が減ってきているにゃ」
ライム「家から…出ていこうかな…」
マキュル「ライムしゃんが家から出て行くのはイヤなのぉっー…」
ライム「大丈夫だよマキュル…。僕はマキュルと…ずっと一緒に居るからね…」
マキュル「やったあ!嬉しいなのライムしゃん」
ダンテ「なんかこう…みんなに囲まれてると幸せだなぁって思えてきちまうよなぁー…」
ヤマト「平和が一番じゃろ。どれ、もう一杯頂くとするかのぉ」
カスミ「飲み過ぎですヤマト様っ」
キスケ「皆さん、飲み過ぎは体に毒ですよ?」
ダンテ「まあ、良いだろ?せっかく、良い月夜なんだから」
まゆり「そうそう。一家団欒してるからこそ、こうして美味い酒が飲める。これを喜ばずしてどうするというのだ?」
シンメイ「なあ、ダンテよ…。こういう時に言うのも何なんだが…」
ヤマト「時と場合を考えろシンメイよ。せっかくの美味い酒が台無しになってしまうであろうに」
シンメイ「そう…だな…」
ダンテ「……」
アンナ「ダンテ?」
ダンテ「あぁ…。もんのすごぉく…イヤな予感がしてきたぞ…。これは…嵐並の何かが来るな…」
まゆり「なんだそれは?」
フーガ「お前がそんなことを言うと、本当に嵐並の何かが来そうで怖い…」
サクラ「あの…お兄ちゃん…。お客様がみられたのです…」
ダンテ「あ~ぁ…。本当に嵐が来ちまったようだ。通して構わないぞ?」
アヤメ「ダンテ…!」
ホムラ「龍華のアヤメ!?」
キスケ「もしや…」
ゴロウ「おいおい嘘だろ…?」
ヤマト「まさか…のぉ…」
フーガ「ダンテの言うことは当たるのだな…?」
ダンテ「本当に…面倒なことに巻き込まれてしまいそうだな…」
アヤメ「頼むダンテ!兄者を…兄者を助け出してくれ…!」
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