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ヤマト「カッカカカ。やはり、まだダメか?仕方ないのぉ…」
ヤマトが翁の能面を取り出して顔に付ける。
カスミ「ヤっ…ヤマト様!」
ヤマト「大丈夫じゃカスミ。俺はこれでも後継者ぜよ…!」
ヤマトが刀を片手に舞う構えをする!
老衆『流石、夜刀神一族というわけじゃな。あの歳にして、一族の面を付けられるようになったとはのぉ』
ダンテ「なあ、カスミ。あの能面のこと教えてくれないか?」
カスミ「すみません…。拙者は説明出来るほどは知らないんですが…あの能面を使いこなすのには少なくとも、20代になってからと聞きました…」
キスケ「それはどういうことですかカスミ殿」
カスミ「能面から成される力は絶大ですが…体への負担が大きいタメ…体が整った20代からとされているんです…」
まゆり「確かにあの能面を付けた途端、アイツの力はかなり上がったが…」
ダンテ「アイツは天性の体質の持ち主だ。あの体質が無ければ、一瞬にして面を付けた途端に消えて無くなるほどの代物だ」
カスミ「何故…ヤマト様の異質の体質を…!?ダンテ殿…!そ…その眼は…」
ダンテ「『神覇眼』。これは企業機密だぞカスミ?あまり知られたくない眼だからな」
カスミ「アナタも…異質の体質と言うわけですねダンテ殿…。なんだか、すみません…」
ダンテ「構わんさ」
ヤマト「参る!」
ヤマトが舞うようにテンメイに斬り掛かる!
テンメイ「……」
テンメイは扇子でヤマトの連続で斬りこんでくる攻撃を防ぐ!
ダンテ「あの攻撃を的確に防ぐとはな?流石、テンメイというわけか」
テンメイは扇子でヤマトのことを吹き飛ばす!
ヤマト「ぬぅっ…!少し…この面ではお前には不向きかもしれんな…!」
テンメイ「……」
テンメイが扇子を構える!
まゆり「何をするつもり…」
カスミ「この臭い…もしや…!」
キスケ「火薬臭…!?」
ヤマトが火薬の粉塵を扇子の風に飛ばす!
カスミ「ヤマト様離れて…!」
テンメイが指鳴らす。
その途端、大爆発を起こしながらヤマトに襲い掛かる!
ヤマト「小面」
ヤマトが若い女の能面に掛け変える。
ヤマトは爆風に巻き込まれる!
テンメイ「……」
キスケ「巻き込まれてしまいましたね…」
カスミ「イヤ…!小面に変えられたヤマト様は…」
テンメイの背中から勢い良く血しぶきが舞う!
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