二章 揺らぐ和の国

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  タカ「お疲れ様だわさライムちゃんにマキュルちゃん。ほい、今日の分の給料だわさ」 マキュル「わぁい!ありがとうなのタカしゃん」 ライム「じゃ…また明日…」 タカ「明日はお休みで良いだわさ。最近、いろいろとみんな忙しいみたいだから、滅法お客さんが来ないみたいだわさ」 ライム「確かに…そうだけど…」 タカ「たまにはダンテに甘えなきゃダメだわさライムちゃん。とにかく、明日は休みにして良いだわさ」 ライム「そう…?」 タカ「マキュルちゃんもお休みにして良いだわさ」 マキュル「ありがとうなのタカしゃん!」 ライム「御言葉に…甘えさせてもらうね…?」 タカ「そうそう!ライムちゃんはまだ小さいんだから、甘えたいだけ甘えるだわさ。また何時でも良いから来てだわさ」 ライム「じゃぁ…また今度ね…」 タカ「ダンテに宜しくだわさ」 マキュル「タカしゃん優しいなの。明日はダンテしゃんと遊ぼうなの」 ライム「ダンテは…最近忙しそうだから…甘えちゃダメだよ…?」 マキュル「あ…そうだったなの…。忘れてた…」 ライム「居候…させてもらってるんだから…あまり…ワガママ言っちゃダメ…」 マキュル「はぁい」 ライム「マキュルは良い子だね…」  マキュル「えへへ」 ライムが人と肩がぶつかる。 ライム「痛っ…」 チンピラ「おいガキ!何処、見ながら歩いてんだよ!?」 ライム「…るさい……」 チンピラ「なんだどぉっ!?人にぶつかっといて、てめぇ…」 ライム「うるさい…!」 ライムがチンピラを睨む。 チンピラ「…!?な…なんだその反抗的な目は!?」 チンピラがライムに殴り掛かろうとする! しかし、ヤマトがその拳を止める! ライム「ヤマト…?」 ヤマト「悪いがのぉ…その子は俺の知り合いなんじゃ。悪いが、殴らせるわけにはいかんのじゃ」 チンピラ「なにぃ~!?」 ヤマトがチンピラを吹っ飛ばす! ヤマト「話の分からん奴じゃ…。さっさと帰れガキ。俺の気は長くないぜよ」 マキュル「か…かっこいいなのヤマトしゃん…」 ライム「え…?マキュル…ちょっと何…言ってるの…?」 ヤマト「大丈夫かのぉライム?」  
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