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ゴロウ「おお寒っ…。朝は本当に冷えるよな。最近、ますます寒くなったな」
ホムラ「まいったなぁ…。狐火の俺でもここまで寒いとイヤになりそうだ」
サクラ「おはようなのです」
ミィ「ふにゃぁっくしゅんっ!くしゃみがさっきから止まらないにゃ…」
ライム「おはよー…」
ゴロウ「あれライム?」
ホムラ「今日はバイトじゃないのかよ?」
ライム「今日は休み…」
マキュル「タカさんがお休みにしてくれたなの」
ライム「いきなり休みだと…ちょっとリズムが狂う…」
ゴロウ「まあ、良いじゃねぇか。たまにはゆっくりしてもよ」
ホムラ「そうそう。ずっとバイトっていうのも大変だろ?」
サクラ「ライムちゃんはタカさんの所の看板娘なのです。だから、お客さんにたくさん出なくちゃって言われたみたいなんです」
ミィ「それもそれで大変だにゃ」
ライム「でも…楽しい…」
ヤマト「カッカカカ。モテモテなのは大変じゃのぉ」
ゴロウ「ヤマトおはよっす」
ホムラ「ダンテとまた勝負してたのか?」
ヤマト「ダンテはキスケと一緒に用があるっていって朝一に行っちまったぜよ。何の用かは言わなかったがな」
ホムラ「一体、何処に行ったんだかな?」
ヤマト「まあ、気にすることじゃないじゃろ。先に飯にしていてくれと言われたからの。言われた通りに飯にしよう」
とある裏地
ダンテ「それじゃ神楽會の奴らには頼む」
ダンテがとある男に手紙を渡す。
その男は走り去ってしまう。
ダンテ「さっきので最後のはずだな…。それにしても、昨日の今日にも関わらず、早速派遣してくる奴を寄越すとはな」
キスケ「やはり、信じて良かったですね主」
ダンテ「ああ。母さんにはこの上ないくらいの感謝だな。これでいつでも情報が入るはずだ」
キスケ「主…災厄は和の国に来ると思いますか…?」
ダンテ「どうだろうな…。それより、南下していることが不思議だ。知能がどうかは知らないが、まだ赤子にも満たないと言っても過言じゃないはずだ」
キスケ「確かにそうですね…。何故、南下と決まったのでしょうか」
ダンテ「もしかしたら、南の国に親がいて、それを無意識に感じて、こっちに来ていたりしたりしてな」
キスケ「それはそれで怖い話ですね」
ダンテ「それが和の国だったら、笑い事じゃなくなるがな」
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