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家の中に入った後、ネルはこの世界の事を、ローベルトと柳城は前の世界の事を話した
ネルが教師だとローベルト達が聞いたときは近所迷惑だった
そうして夜は明け次の日の朝
「おふぁ~よぅ」
「おはよう。今日は使い魔召喚と、編入の為の勉強をするから、リュウジョウも起こして。」
「ふぁ~うけぇ~」
欠伸をしながら挨拶してきたローベルトにネルが言う。その後ローベルトが柳城を起こしている間にネルが中庭に魔法陣を二つ作っていた。
ネルの家は普通だが、敷地の範囲が大きい為、使い魔召喚がしやすいらしい
「リュウジョウ、ローベルト、これから使い魔召喚を行うから、魔法陣の前に立って、僕のいうことを復唱して。あと、魔法陣の中には絶対に入らないように」
ネルが言った事に柳城とローベルトは頷き、魔法陣の前に立った
「始めるよ・・・『現れよ、我の前に』・・・」
《『現れよ、我の前に』》
二つの魔法陣の中に黒い靄が出始めた
「『無限の可能性を秘めし魔族よ』」
《『無限の可能性を秘めし魔族よ』》
段々形が出来てきた
「『解き放たん、我の魂』」
そこでネルが終わりの合図を出した
《『解き放たん、我の魂』》
すると、ローベルトの魔法陣の中には二つの角、柳城の魔法陣には赤い尻尾が見え始めた
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