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「それが少し違うみたいなの…」
「何が?」
「幽霊なら私だけでも捜せるの。」
あっそういえば神さ…クソおやじもそんな事いってたな。
「天国のレーダーにも映らないの。」
「死んじゃったとか…」
幽霊が死ぬかっ!
「でも本当にそう思ってしまうくらい不思議なんだ…」
「で、クソお…[カミサマ]は何て?」
レイはボソッと呟いた。
「任せる…」
またかーっ!あのクソおやじぃっ!
「どうやって捜すんだよ…」
「最後に確認できたのが一昨日の夕方なの。場所はここから250km北。」
一昨日か…あまり動いてなければその辺りにいるはずだよな。
「それはわかったけどさ、その幽霊の匂いなんて俺知らねーぞ。」
「その人の生前住んでいた家…行ってみる?」
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