別れの予感

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「ち、ち、ちょい待ちっ!」 焦った。心臓バクバクだ。 「な、なんだよっ?」 おい、裕太…お前嬉しいくせに何だよ? 「は、放せよっ!」 あっ、本当はこのままがいーなーとか思ってんだろ?ホレホレ 「裕太くん、そんなに嬉しい?」 ヤバいっ!図星キラキラ… 「ば、ばかいってんなよっ!」 レイは俺の目をじーっと見た。 「でも裕太くん…」 「何だよ?」 「さっきからすごい勢いで尻尾振ってるよ…」 しまったーっ! 俺は犬だったんだ…
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