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暫くすると、長尾家の当主となった景虎の元に上杉憲政が逃げて来た。
憲政は、山内上杉家の当主であった人で、後の景虎の養父である。
上杉朝定・足利晴氏と共に8万の大軍で河越城を包囲したが、北条氏康の奇襲により3000の兵を失い、大敗。居城・上野平井城に逃走。
また、信濃でも武田晴信（若き日の信玄）に敗れ更に、後北条氏に攻められ、上野を脱出。
で、景虎を頼りに越後に逃げて来た。
彼には、実子も居たらしいのだが事情があったのか、景虎を養子とした。
永禄4年、鎌倉鶴岡八幡宮において、上杉家の家督と関東管領職を譲った
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