二章:~旅立ち~

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~宿屋(ヴァンの部屋)~ 「ふぁぁ~あ」 ヴァンは大きなあくびをした 「よし、今日は頑張って情報を集めよう!!!」 「さて、情報がある所と言えば…」 (やっぱりあそこか…) ~ギルドの酒場~ ガチャ 酒場の扉が開いた そして、テーブルで話しをしている者達がいた 「あの…ちょっと聞いていいですか?」 「ん?なんだ??」 「あの…七竜伝説について何か知ってますか?」 「七竜伝説?知らんなぁ?」 (伝説?気になるな…) 「そうですか…」 「ありがとうございました」 そして、かれこれ二日間 酒場や市場で聞き回ったが一つも有力な情報はなかった そして、ヴァンは息抜きのため酒場で一杯やっていた。 すると二日前の最初に七竜伝説について聞いた男がやって来た 「よう、ここにいたか……二日前にお前が聞いて来た七竜伝説が気になって少し調べてみた所…」 「七竜伝説については分からなかったが黒い竜がこの付近にある村を襲い、その村は壊滅したらしいが、幸い村人は一人も死者が出なかったようだ…」 「その村の名前は?」 「確か…その村の名前は…スノヴ村だ」 「……!?」 「ほ、本当ですか!!?」 「ん?どうかしたのか?」 次の瞬間ヴァンは酒の会計を済まし、荷物をまとめ馬でスノヴ村に向かった 「じっちゃん達…無事でいてくれよ…!!」 俺は馬を出来るだけ速く走らしスノヴ村へ向かった 約30分後… 「やっと着いた…」 (よし、まずは広場に行こう)
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