1人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうだ?俺と実際に会って話せるんだ楽しいと思わないか?」
名も名乗らない相手を挑発するように言葉を重ねる。
『残念だけどレイジさん、それは”まだ”出来ないんだよ』
本当に残念そうな声で相手はそう伝える。
「どういう事だ?」
『レイジさんには今からゲームに参加してもらいたいんだ』
「ゲーム?何を言ってやがるんだ?」
なんの脈絡もない話。
俺は段々と苛立ちを覚えてきた。
『そうカッカしないで話を聞いてよ』
クスッと笑うその声が浚に苛立ちを沸き立たせる。
『レイジさんはCHILDREN KINGDOMに興味が有るんでしょう?』
「なんでお前がそんな事を知ってやがる」
そこで俺はハッっと気付いた。
「テメエ!!ユウヤはどうした!!」
最初のコメントを投稿しよう!