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照美お姉さんは、僕の家の隣に住んでいる人だ。
僕のお家は、両親共働きだからよく見に来てくれる。
僕はいつも一人で居るから、毎日お家に来てくれる。
僕は小学2年生。
照美お姉さんは中学1年生。
とてもやさしく、世話好きで、いつも僕の相手をしてくれる。
だから僕はしょうみ姉ちゃんと呼んでいる。
こうやって、玄関先で泣いているのはいつものことだ。
それでも毎回しょうみ姉ちゃんは励ましてくれる。
「輝矢くんは優しくて、強い子だと思うよ。」
しばらく、優しく僕の頭を撫でて黙ってそばにいたしょうみ姉ちゃんが、ぽつりと呟いた。
「ぼく、やさしいの? つよいの? なんで?」
僕はそう言ってしょうみ姉ちゃんを見た。
すると、しょうみ姉ちゃんはにっこりと微笑んで、
「だって、いつも私の側にいてくれるでしょ?」
僕の頭の中にハテナマークが浮かんできた。
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