獣人の村にて

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「ひ…ひぁ…」 最後の一人になった兵士は恐怖で腰を抜かして後ずさっていた 「怖い?」 ルルがそう聞くと兵士は激しくうなずいた 「母さんが死んだとき私もそぅだったんだよね~!だから許さないよ」 「ぐぁ!が!」 ルルは抵抗できない兵士を殴ったり蹴ったりしていたが… 「もぅ終わりだ!そいつは死んでる」 殴ったり蹴ったりのし過ぎで兵士は既に死んでいた 「ハァ…ハァ…ありがとう…あんたのおかげで復讐できた」 「これで終わりだちゃんと村に帰れよ」 「うん!」 カイは炎の魔法で死体を燃やし尽くした 「じゃぁな」 「うん」 遠くから見ていた二人は 「これはなんちゅうことだ」 「報告だ!」 「あぁ!」 「「鮮血の閃光は味方を殺したと!」」
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