プロローグ 超自己中吸血鬼とその下僕の話

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さて、皆さんこんにちわ。あるいはこんばんわ。もしかしたらおはようございます。 って正直何でもいいんですけど。 『G-2なんでも相談所』へようこそ。 僕はミイラ男のマミーです。 …今、『ミイラ男のマミーって…まんまじゃん。』とか思っちゃった方! いいです。どうぞ思ってください。 全てはこの名前をつけたあの史上最悪極悪吸血鬼のネーミングセンスの無さのせいなんですから…!いや、黙っていれば美人さんなんですけど。 あ、失言でした。あの人には黙っていてください。 でないと殺されます。 もう死んでるけどもう一回死にます。 あの人に綺麗とかは禁句です。 えーと、長くなりましたが、これからの物語は僕の苦悩とハティさんとの愛の物語です。 涙無しには語れません。 嘘です。いえ、半分本当ですが。 とりあえず見てみてください。 僕があの史上最凶最悪かつ極悪非道吸血鬼にどんな仕打ちを受けているかわか…… あれ……… ハ…ハハハハティさん…いつからそこに…!? え?始めから? あ…あははは…そんな怖い顔しないでくださいよ… 綺麗なお顔がだいなし… え…ちょ…火はやめてくださ……ぎぃやぁぁぁぁ!!!!! .
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