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「…面倒事に散々巻き込んで、あげくの果てに理由は『暇つぶし』……だと…?人を馬鹿にするのも、ほどほどにしたほうがいいぞ…?」
ゴゴゴゴ…と真っ黒な負のオーラを背景に、ハティさんは受け止めたミリィちゃんの腕を投げ捨てた。
「え…ちょ…ハティさん!?怒っていらっしゃる!?」
「当たり前ですよ。」
僕がそう返すと、冷汗を流しながらシャルさんは固まる。
一方ハティさんは静かに一歩ずつシャルさんの乗るミリィちゃんに近寄った。
ハティさんが一歩歩く度に周りの空気がズンッと重くなる。
「…血の池地獄でも見に行くか?」
不気味に笑いながら、ハティさんは言った。
瞳孔が完全に開いてます。
あ、シャルさん終わったな。と僕は悟った。
ギャァァァ!!!
その後、ティアさんの研究所にこの世のモノとは思えないような叫び声が響いた。
ここから先は、とてもじゃないけど僕の口からは語れません。
皆さんのご想像にお任せします。
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