G-2と凸凹東方妖怪の話

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「フンフンフーン♪フーンンンン~♪」 ある日の午後。 シャカシャカとホイップクリームを泡立てる音が、相談所のキッチンに響いていた。 キッチンに立つのはもちろん僕ことマミーです。 今はマミー君特製いちごのケーキ作りの真っ最中です。とは言ってもただのショートケーキなのですが。 僕は一見家事全般をハティさんにやらされているように見えますが、僕は料理も洗濯も掃除も大好きなんですよ? と、その時。チーン。とオーブンからスポンジが焼き上がったお知らせが。 「!」 クリームを泡立てるのを止め、僕はオーブンから焼きたてのスポンジを取り出した。 ケーキのスポンジは、こんがりといい香りを漂わせる。 「後は生地を冷ましてデコレーションするだけですね~♪」 しばらくしてスポンジが冷めた後、スポンジを綺麗に半分に切り、クリームをぬっていちごをのせ、デコレーションして完成。 我ながらかなりの出来ですね。 今回はハティさんのために砂糖控えめにしたし、上出来です。 .
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