407人が本棚に入れています
本棚に追加
/287ページ
「マヂで!?わーい♪」
「そーいう、亜樹は彼氏いないの?」
「いるよ、もうすぐ付き合って3年目♪あっ、噂をすれば何とやらね。まーくーん!!」
亜樹が手を振ってまーくんとやらを呼んだ。
「おう、亜樹。こんなとこで何してんだよ」
「へへっ、聞いて驚け!何とあの七瀬 癒愛と友達になっちゃいましたー♪」
「七瀬 癒愛ってあの首席合格した七瀬 癒愛?」
「そー!!」
『私がその七瀬 癒愛!よろしくな!!えっとー…』
「雅史だよ」
『雅史か、よろしくな!!』
「おう」
「ねぇ、あの人じゃない?」
「多分、そうだよ。赤い髪だし」
「ホントに綺麗な人だねー。どうする?話しかけてみる?」
「うん、話しかけてみよう!!」
ちょっと離れたところから何人かの女が話してるのが聞こえてきた。
多分…いや、確実に癒愛のことだろう。
最初のコメントを投稿しよう!