ゲーム

4/17
前へ
/24ページ
次へ
俊「実はな、俺のダチが「ゲーム」に引っかかった」 誠「はっ!お前が引っかかったんならともかく… そいつがどうなろうと知ったこっちゃねぇよ」 俊「まぁ、そう言うな」 そう言って、俊は鞄からひとつの手紙を取り出した。 俊「これが、「ゲーム」に招待される手紙だ」 誠「だからそれがど…した…?」 俊「なんだ?」 誠「…それ?」 俊「…貰ったのか?」 誠「あ、あぁ… 興味ないから捨てようとして確かそのまま…」 俊「マジかよ…」 誠「あった。鞄中に入れっぱなしだったんだ」 俊「誠治…」 誠「だいたい予想はつくが…なんだ?」 俊「予想がつくなら、それでいい。多分正解だ」 誠「断る」 俊「誠治」 誠「なんで俺が…」 俊「誠治、頼む。 会って二度としないように注意してくれるだけで良い、頼むよ」 誠「…つっても俺「ゲーム」について詳しくねぇんだよ。 軽く触りを聞いたことがある、本当にその程度なんだ」
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

26人が本棚に入れています
本棚に追加