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俊「実はな、俺のダチが「ゲーム」に引っかかった」
誠「はっ!お前が引っかかったんならともかく…
そいつがどうなろうと知ったこっちゃねぇよ」
俊「まぁ、そう言うな」
そう言って、俊は鞄からひとつの手紙を取り出した。
俊「これが、「ゲーム」に招待される手紙だ」
誠「だからそれがど…した…?」
俊「なんだ?」
誠「…それ?」
俊「…貰ったのか?」
誠「あ、あぁ…
興味ないから捨てようとして確かそのまま…」
俊「マジかよ…」
誠「あった。鞄中に入れっぱなしだったんだ」
俊「誠治…」
誠「だいたい予想はつくが…なんだ?」
俊「予想がつくなら、それでいい。多分正解だ」
誠「断る」
俊「誠治」
誠「なんで俺が…」
俊「誠治、頼む。
会って二度としないように注意してくれるだけで良い、頼むよ」
誠「…つっても俺「ゲーム」について詳しくねぇんだよ。
軽く触りを聞いたことがある、本当にその程度なんだ」
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