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いつの間にか気絶していた
ここは何処だろう
ズキッ
猿「頭…痛いな」
「頭痛いのか?」
∑ビクゥッ
そこには子供が立っていた
背格好からして4~5歳位だろうか
猿「すいません、誰ですか?」
真「何を言っておる。それがしは真田幸村だぞ。」
ズキンッ
真田…幸村?
どこかで聞いたことあるけど…分からない。
猿「旦…那?」
真「おお!思い出したか!!」
実際の所、真田幸村=旦那と言うことだけ思い出した。その他は…
真「もうそろそろ帰ろうか、サスケ」
…家の場所。
一緒に住んでるんだ。
あっ、ちょっと思い出した。でもこの家本当にオレん家か?ここは旦那に聞いた方が…
猿「あの、家の場所分かる?」
真「…」
猿「…」
真「実はそれがし…記憶を少し忘れている」
∑えぇ!!
猿「…何となく分かるんでついて来て下さい」
と言うととても嬉しそうな顔をして目を輝かせていた
真「おんぶぅ」
猿「歩いて下さい」
『やーだー』とぐずる旦那を放置し、うっすらとしか分からない自宅への行き方を必死に思い出していた。
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