好き

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あ、そうやった…今のはあからさまに俺が悪いよな? 「ごめんな」 「謝らんくてもええよ?俺も実際ちょっと詰まり気味やったしね」 椅子に座りながら小さく伸びをする小渕はめっちゃかわええ。 「今どんな詩書いとん?」 「ん?ラブソングやで」 へー、小渕の書くラブソングは歌いながらにやける位甘いのが多いからな。 「そうなんや…見して?」 「いーやーやー」 「見して?」 「いやや」 「見せなさい」 「いーや」 「はい、没収」 半ば強引に小渕から紙を奪った。 .
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