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ある日 ある場所で ある事情から 歩きだした人がおりました。
彼がふと立ち寄った森には盲目の梟がおりました。
彼は盲目の梟に聞きました。
「君は何がしたいんだい?」
盲目の梟は答えました。
「さあね、何がしたいのかな。
僕は誰かの笑顔も
見つけられない。
僕はいつでも想像する事しか
出来ないんだ。
君は何をしているんだい?
誰かの笑顔を見る事が
出来るのに。」
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