沢乃井章吾17歳の日常

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「う~んここどこよ~。私学校にいたのに。」 少女が伸びをしながら言う。 「茜!!お前茜だよな!?」 章吾があわてて聞く。 「?だれだっけ君。君みたいなかわいい子はお姉さん知らないんだけど…?」 「俺だよ!章吾だよ!目が覚めたらこうなってたんだよ!」 その言葉に茜は目をまるくして言う。 「もぅそんなこと言ってお姉さんを担ごうとしたって駄目よ?分かった?」 「本当に俺だってつうの!!あそこの三人組に聞いてくれ!!」 そういって章吾は三人を指差す。 「え、なによ…もう。あ、こんにちは。えーと………………………………どなた様でしょうか……?」 「あらあらご丁寧にどうも。私はバレンシアです。よろしくね。茜ちゃん。」 「え?私のこと知ってるんですか?」
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