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「う~んここどこよ~。私学校にいたのに。」
少女が伸びをしながら言う。
「茜!!お前茜だよな!?」
章吾があわてて聞く。
「?だれだっけ君。君みたいなかわいい子はお姉さん知らないんだけど…?」
「俺だよ!章吾だよ!目が覚めたらこうなってたんだよ!」
その言葉に茜は目をまるくして言う。
「もぅそんなこと言ってお姉さんを担ごうとしたって駄目よ?分かった?」
「本当に俺だってつうの!!あそこの三人組に聞いてくれ!!」
そういって章吾は三人を指差す。
「え、なによ…もう。あ、こんにちは。えーと………………………………どなた様でしょうか……?」
「あらあらご丁寧にどうも。私はバレンシアです。よろしくね。茜ちゃん。」
「え?私のこと知ってるんですか?」
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