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のそのそと大きな体で起き上がるノブ。
茜は仰け反りながら眉をしかめる。
「ノブなの………?すごいルックスよあんた…。いや、顔は悪くないんだけどね………。」
「え、嘘。ってうわーーー!!!背高!!腕長!!肌白!!」
鏡に映った自分の姿を見てノブが絶叫する。
「はい、みんなそろったわね。
じゃ、ここじゃなんだからもっと広い場所いきましょ。そこで全部説明するわ。
…ウラぁ!いつまでトリップしてんだブラン!!さっさといくぞ!」
そう言ってバレンシアはブランの背中に蹴りをいれる。
恍惚とした表情で鼻血を流していたブランはビクッとして立ち上がる。
そのままふらふらと扉に向かい、部屋からでていった。
相変わらずうっとりした顔で「俺のメカが、動いてる…。しゃべってる」と怪しく呟きながら…。
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