表と裏はあるが実際どっちが表でどっちが裏だか分かんなくね?

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 俺はケータイ小説の存在をようやく認められる様になってきたが、少し前の自分を振り返ってみると、その自分がかなり恥ずかしい事をしていたのがはっきりと分かる。今回はそこから始めていこうと思う。    少し前の俺は、文字をただ読み、その文章の面白みだけで全てを取り決めていた。分かりにくい文章を見下し、上から目線の様な指摘。それは傍から見れば「相手を見下している」という感じにみえただろう。    はっきり言おう。あの頃の俺は最低だと。    どんなことにも始まりがあり、そこから先輩達からの優しい言葉があってこそ、「よし、次から頑張っていこう」そう思える。なのに、俺はそういう思いをさせず、相手を落ち込ませるレビューばかり書いていた。    悪いところばかりを指摘し、そして良い点を全く挙げない。そんな人だからこそ、俺は全く駄目だったのかもしれない。    
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