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五月と学校へ行く
「桃~、今日新任の先生が来るんだって。カッコいい先生ならいいな~」
「どんな先生でもいいだろ、そんなの」
「あ~、桃は乙女心がわかってないなぁ」
桃、周りを見回しながら
「はて?この辺に乙女って居ましたか?見あたりませんが…」
五月は自分を指差しアピールしつつ
「目の前にいますよ~」
「目の前にいるのは、乙女じゃなくてじゃじゃ馬だろ」
《バキッ!》
回し蹴りが飛んできた
「どわぁ~」
桃、吹っ飛ばされる
足蹴にされて
「だ~れ~がぁ~!じゃじゃ馬だってぇ?」
(絶対、乙女違うし…)
五月だけは苦手な桃太であった
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