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透「分かってるよ」
宏「分かって無い!お前さっき春日 姫希(かすが ひめき)になんか紙渡したろ?」
透「叩かれてたから大丈夫なの?って紙を送っただけだよ」
それを聞いた宏は半分怒りながら言った
宏「何やってんだ!お前も大橋の奴等に春日と同じ様な目にあいたいのか?」
透「あいたくはないよ!でも見ているだけは嫌だ!」
宏は囁く様に言った
宏「…それでまた繰返すのか?」
透「………大丈夫、繰返さないさ」
透は静かにだけどはっきりと言った
宏「そうか?だったら良いが…」
透「それよりも宏、1限目は移動だよ?」
宏「何!?ほんとだ!急がないと」
透達は急いで向かった
透「ぎ、ギリギリセーフ」
宏「透、も、もうちょっと早く言ってくれ」
透「そうだね、次からは気を付けるよ」
透が席に向かうと美香が姫希に挑発していた
美香「テメーは良い子ちゃん気取りか?あぁ!?」
姫希「……………」
姫希は美香の挑発に目もくれず教科書を見ていた
美香「何とか言ったらどうだよ?ひ・め・き・さん?」
姫希「なんですか?美香さん?」
姫希は教科書に目を放さずに言った
美香「っ!テメーのその態度がムカつくんだよ!」
美香は姫希の教科書を払いのけた
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