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西暦2107年…
地球という星は100年前、温暖化により死滅しそうになったが、人類は科学の力で再生し、今の世界を作りあげた。
昔は当たり前のようだったガソリンも、環境に悪影響を出すため廃止された。他にもダイオキシンを発生させる電化製品や、熱を逃がしきれなくなった都心も見直された。
そのお陰もあってか、地球は再び綺麗な水の惑星に戻っていった。
だが、変わらぬ物があった。戦争である…
平和平和と叫ぶ人たちは、自分だけが助かればいいと思い、本当に貧しいものたちが働かされ、まるで物のように殺されていく。そして本当に裕福な者が、自分と同じ地球で行われていることを後目に、すぐにドキュメンタリーのテレビのチャンネルを回す。テレビの中で人が殺しあおうと、簡単にチャンネルを変えてしまうのだ。
それが今の世界の現状である。
そんな戦争が起きるのも、国と国との文明の違いのせいだ。はるか昔、ヨーロッパでも文明・文化・言葉の違いで幾つもの戦争が起きた。その他にも幾つもの戦争があったが、その殆どが民族・言葉・文明・文化のせいである。
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