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私は焦っている。
早く家に帰りたい…
日はドップリと落ちて、満月が私を照らすようにして登っている。
駅から家までの道をただひたすら歩く。走る事はしない。
だって疲れるんだもん。
いつもは学校が終わったらすぐに帰るのだが、今日は違った。
仲良しの友達がカラオケへ行こうと誘ってくれたのである。
もちろん、私はそのお誘いを喜んでOKした。
だって、小学校からの友達で、親友に当たる子からのお誘いをここで断ったりできない。
それに、ここ最近遊んでなかったし、思いっきり歌いたかった。
…えっと…だから、それは置いといて…
私が焦っている理由はここからである。
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