血ノ雨ヲ降ラス者

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「なぁ、大人になったことを祝ってさ」 再び白琥が響に抱きつく 響は何事かと思い体を強ばらせるが、そのまま白琥は響の瞼へとキスを落とす 「抱かせろ」 白琥はただその言葉を響の耳元で呟く 響は突然のことに耳まで真っ赤になる 「まだッ…仕事があるんだ…だからッ…」 白琥はそのまま押し倒して無理矢理抱いてしまおうかと考えた だが、そこはあえて我慢することにする 白琥は響が押しに弱いことを知っている だが仕事があると言われたら仕方がない 「んじゃあ仕事が終わったら俺の部屋に来いよ…待ってるからな?」 白琥は響の耳にキスをして風呂からあがり、姿を消す 残された響は顔が真っ赤のまま風呂に浸かっていた
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