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「んんっ・・・・・・・」
上岡志郎は自分の重さで沈む
ふかふかの洋式ベッドから身を起こした
「どこなんだ・・・・ここは・・」
目をこすり、まず気づいた事
ここは自分の部屋ではないということ・・・・・・・
横を見ると窓があった
しかし、窓は外が見えぬよう鉄の板で外から塞がれていた
辺りを見回すと、窓と扉の他に古い箱型のテレビと此処を照らす裸電球が吊らされていた
志郎がベッドから立ち上がると突然耳からジジジッと何か機械的な音が聞こえた
志郎は耳を手で塞いだが、すぐに塞ぐのを止めた
外から聞こえるのではない・・・
頭の中から聞こえる
「何だよ、これ・・・・」
志郎がそういった瞬間、耳の中の砂嵐が消え声が聞こえた
「あなたは隔離されました」
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