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「はっ!?どういうこと・・・」
「これはあなたの頭の中に埋め込まれているチップから直接声をだしています。
なので、嫌々でもアナウンスを聞かないといけないのでご了承ください。
そして、あなたの声はこちらには伝わりません」
志郎は聞くことを先々言われ、少しムッとした
アナウンスは止まることなく喋った
「では、今からあなたの置かれている状況を説明します。
先程も言った通り、あなたは隔離されました。
何故隔離されたのか・・・・・・
それはあなたが選ばれたからです。
選ばれた理由は自ずとここにいるうちに解るでしょう・・・・・・
そして、あなたの頭には小型のチップが埋め込まれていると言いましたがそれは23時間後にあなたの頭を木っ端微塵に吹き飛ばす爆弾も仕込まれています。」
志郎はそれを聞き、相手に声が聞こえないのを知りながらも叫んでいた
「何言ってんだ!!
ふざけんじゃねぇ!!!」
・・・・・・・・・・・・
だがやはり、向こうは応答がなく少し経ってまた話しだした
「しかし、心配は無用です。
あなたの脳に埋め込まれた爆弾を無効にしてくれる電子ワクチン入りの注射器が三本この館内にあります。
頑張って探しだして生き残ってください・・・・
ただし、頭に強い衝撃を受けると爆発する恐れがありますので取り扱いには充分お気をつけてくださいませ。」
アナウンスはそういうと頭の中でブチッという音ともに切れた
「なんなだよ・・・・まったく・・・・
取りあえずその電子ワクチンを探しだして打たねぇと・・・・」
志郎は取りあえず自分の心を冷静にさせて、ゆっくりと扉のほうへと向かいノブに手をかけた
カタッ
ギィィィィ
扉を開くと一直線の廊下と左右合わせて9つもの扉が視野に広がった
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