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その日の夜、クローバーは屋根の上で夜空を見上げていた
「・・探す・・か」
―――――………
朝、いくら探してもクローバーの姿が見当たらない
「あれ~?どこ行ったんだろー。」
その代わりに、小さな鈴が落ちていた
「?なんだろー。青い透き通った色ー」
クローバーが置いていったのかなぁ?
何となしに、チリンッと鈴を鳴らしてみた
「っ・・❗」
その瞬間、急に鈴が青く光りだして女の子を包んだ
「きゃぁっ⁉」
あまりの眩しさに女の子は目を強く瞑った
―――――………
「・・ん、んぅ?」
いつのまにか気を失っていた女の子は、ゆっくりと目を開けた
だが、そこには先程まで居た部屋は一切なく、和な花畑が広がっていた
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