†家族をくれた人†

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小首を傾げているのを見て、男の子がわかりやすく説明してくれた 「ぁー、平たく言うとなぁ。此処はお前らが住んでるとことは別世界って事だ」 「・・・」 別・・・世界? え?だってさっきまで私は部屋に居て・・そしたら鈴が・・・―― ――鈴・・? 「・・そういえば・・何で鈴があったんだろ?」 その言葉に反応してか、男の子は目を丸くして聞いてきた 「鈴・・だと?」 「・・ぇ・・?」 さっきまでとは違う反応に、少し戸惑った 「おい❗その鈴は何色だった!」 「ぇ?あ、青・・かな⁉💧」 剣幕に圧倒されながら答えると、男の子はただ一言「そうか・・」と言って椅子に力なく座った
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