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ある昼下がり
一人の女の子が道を歩いていた
小学四年ほどだろうか
(すっかり遅くなっちゃった・・残り勉ばっかヤダなぁ~)
深い溜息をついて、脱力したように肩を落とす
「っ、じゃなくて!早く帰らなきゃお兄ちゃんに怒られちゃう!💦近道しちゃお」
気を取り直して、一番の近道らしい細い路地に入っていく
(お兄ちゃんには、路地裏は危ないから入るなって言われてるけど、私は結構この場所がお気に入りなんだよね🎵)
薄暗い路地裏をしばらく進んでいると、色褪せた小さな段ボールを見つけた
「あれ?何だろ?」
この前まではなかったんだけどなぁ・・?
興味本意から、上から段ボールの中を覗き込んでみた
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