†温もりをくれた人†

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目をキラキラと輝かせて、今にも子猫に飛び付きそうな勢いで話す (な、何を言ってるんだ?この人間は💧💧) すると女の子は、優しく包み込むように子猫を抱き上げた 「ねぇ。猫ちゃん一人ぼっちなら、私の家おいでよ。あったかいミルクもあるよ🎵」 「・・ぇ・・?」 こ、この人間、本気で言ってるのか?💧 今まで俺を拾った奴らは、俺を恐がったし、水を掛けられた事だってあった。 ――だけどこいつは・・ 子猫は小さな鼻をヒクヒクと動かした こいつ、今までの奴らとは違う匂いがする・・ なんつーか・・温かい? そんな事を考えている内に、女の子は子猫を抱えて路地裏を出ていた 「帰ったらまずはお風呂だよねー?」 にっこりと笑いかけてくる女の子に、とても温かい、温もりのようなものを感じた (――こいつなら・・信用し合えるかも・・な) 子猫の冷えきっていた心は、やわらかい温もりを持っていた・・image=49972752.jpg
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