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これは個人攻撃ととられそうですが、個人攻撃ではありません、小渕優子さん。
幼い我が子を安心して人に任せ、自分は外でお仕事ができる方に、少子化問題を本当に考えることができるでしょうか。
現在育児に専念されてるお母さんは、確かに専念できるだけしあわせだとは思いますが、
育児というのは実に孤独な仕事です。育児仲間がいるにしても、おこる問題はその家庭によって様々ですから、真の理解者はいない、そう感じてる人がほとんどだと思います。
お仕事をお持ちのお母さんは、ご実家の完全なサポートがない限り、保育所でお子さんが
発熱したり、たいへんなことが多いですよね。
これから、結婚・出産というお嬢さんたちの中で、賢い人は「高収入の男性と結婚しなければ子供がかわいそう」そう思っているはずです。親の経済力で子供の学力が左右されてしまう「いま」ですから。
独身男性にしても、自分の経済力に自信がなく、結婚をなんとなく遠ざけている、具体的に考えないようにしている、そんな人が多いのではないでしょうか。
両性にいえることは、漠然と「いま」「これから」に希望が見出せず、子供をもうける気持ちになれない、生まれてくる子供がかわいそう、といった思いがあると思います。
どうしたらこのような不安を払拭できるのでしょう。
極論ではありますが、日本人の気質に合わないのに、アメリカを真似れば利益があがるだろう、と単純に目先のことを考え、いわゆる終身雇用を崩壊させた企業に責任があるように私には思えます。能力次第で報酬が決まる、もっと条件のいい企業からのヘッドハンティング…いい意味で先がみえなかった時代はよかったかもしれません。でも現状は、かなりよくない意味で先がみえないのです。
働いて報酬を得る、ということにおいて、能力の高い人ばかりじゃありません。能力の高い人は、もちろん、それなりに評価されるべきです。しかし、能力の高くない人を切り捨ててしまっては、国は滅びます。
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