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極論といいながら、この問題における企業の責任を、さらに勝手に追及します。
製造関連の企業は、食品加工でも機械関係でも、日本は工場をつくるにも土地は高いし人件費は高いし、というわけで、主に東南アジアに工場をつくり、労働力は現地で調達し、産業の空洞化をひきおこしました。
その結果、いま、日本はこのありさまです。
仕事を求める若者に仕事がなく、毒入りの加工食品が市場にでまわる。
何かいいこと、あったのでしょうか。もちろん、上層部にはたくさんいいことがあったでしょう。が、上層部さんのお孫さん、ひ孫さんの時代はどうなっていますかね。
企業は、もちろん、利益を追求する、これはあたりまえです。なんのための利益の追求か、その最終項目あたりに、社会への還元があるはずです。それを真剣に考えてくれているのでしょうか。
私はヴォルビックという水が好きですが、フランスのその会社はアフリカの子供たちの飲み水の供給という問題に向き合い、実現しています。すごい会社だと思います。私はただヴォルビックを買って飲むだけで、一緒に貢献しているようなしあわせな気持ちになります。
難題なのはわかっていますが、各企業が雇用の拡大と安定を実現しなければ、少子化問題は解決しません。少子化に歯止めがかからなければ、企業にも将来はないんですけどね。
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