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「お父さん…お母さん…先立つ不幸をお許し下さい…息子は幸せ…でした?」
赤鹿三太、享年19歳。
二階級特進でサンタクロースV3に昇進。
終わり。
「…あんた、私が3つ数えるまでに起きなかったらマジであの世に招待するわよ?い~ち…」
ガバッ!!
「三太一等兵!無事であります!!」
そう言って俺は赤に人間の生への強さを見せ示す様に、素早く立ち上がり、美しい敬礼をして見せた。
「…に~い」
「っ!?ちょっ!起きた!俺起きたよ!?だから数えるの止めて!!」
そう必死に自分の訴えを数を数える赤に伝えると、俺の願いが神に届いたのか。
赤は数えるのを止めてにっこりと微笑み。
「…さん!!」
「ちょっ!?ごぶおぁっ!!!」
赤の放つ正券突き(核ミサイル)は、俺の古傷(さっき赤に殴られたミゾ)にクリンヒッツ!!
再度俺は身体を冷たいアスファルトに沈めた。
「風邪ひくわよ?」
そう頭上から聞こえた赤の声に確かな戦慄を、俺は感じずにはいられなかった。
いつか必ず泣かしちゃる!!
そう胸に誓い。俺は今年こそはパートナーを違う奴になることを本気で神に祈った。
しかし、神は存在しなかった…。
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