ラスト・ラン

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「ちょっ!?ええっ!?なっ何でレイナちゃんがここに居るの?てか、記憶が残ってる?」 「…お兄ちゃん…レイナが一緒じゃイヤ?」 一年という時間は人間を成長させる…。 ぬぅ…涙目に上目使いとは…ちいぃーっ!眠鼠のレイナは化物かっ!? なんという破壊力だ!コレがいわゆる一つの萌要素というものくぁっ!? 「…お兄ちゃん?」 はっ?いかんいかん!危うく妄想にダイブするところだったぜ。 ここはレイナちゃんには悪いが、来年大学生にジョブチェンジ(予定)する大人一歩手前の紳士なサンタな三太が彼女に厳すぅい~リアル(現実)を優しく教えてあげねば…よし! 「レイナちゃ…」 「オッケー!私が認めるわ!」 「ワーイ♪」 「ちょっと待てえええぇぇぇーーーいっ!!おまっ何勝手に認めちゃってるわけぇ!?…って、まさかお前…レイナちゃん連れて来たのはお前かっ!?」 「そうよ?私の艝に乗ってんだから当たり前じゃない。」 うわぁ…さも当然って顔で何て凄い事をこの女は言いますか…。 「お前…規則違反だぞ?」 「いや、あんたのおじいちゃんの命令に従っただけだから。」 あのじじいいいーーーっ!!自分で自分の規則破ってんじゃねーよっ!! 鬱だ…。
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