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しっかし…もはやレイナちゃんがここに居る事にはもはや触れまい、触れまいが…そのサンタクロースの格好はどういうわけだ?
「あ、赤さんや、レイナちゃんのこの格好って…。」
「ん?ああソレは私が着せたの。」
「はあ…いや良いんだけどね。」
コイツ…トナカイのくせに何故サンタクロースのコスチュームを所持しているんだ?
いや、聞かないけどね。
「もういい?そろそろ配達を始めるわよ?」
「うん…もう何でもいいや。さっさと配達終わらせて爺をぶち転がさないとな。」
「転がすの?」
「セメントドラムで沈する。」
「チン?電子レンジ?」
「レイナちゃんは知らなくていいんだよ~。」
「ほらっ!無駄口たたいてないでさっさと行くわよ!!」
赤はそう言うと、俺とレイナちゃんを乗せた艝を走らせた。
キュオオオォォォーーーッ!!
「ちょっ!?赤速い!速い!何か艝からジェット機のエンジン音みたいなのが聞こえるんですけど!?」
「あん?レイナちゃんは喜んでるから良いじゃん?」
「そんなわけ…」
「アハハ~♪」
「ね?」
やはり、今のご時世女の子方がいろいろと強いのね…。
レイナちゃんの先が心配です…。
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