街での生活

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「私はもう学校には行かない。行かないで私もこの村の仕事をします」 エイミーの言葉にホセは驚いた。昨日の事はダグラスから聞いていた。だが、学校にも行かない事は初耳だった。ホセはダグラスを見る。ダグラスは首を小さく振った…自分も聞いてなかったの意。 突然の申し出にホセは、まだ子供なんだから学校行くのは当たり前なんだよ。と陳腐なセリフを言ったが、カーツは?と返され言葉に詰まった。 君は女神なんだから。の言いふくめにも、女神はママで、私はこの村の一員と返される始末。 結局、一日考えさせてくれ。という引き延ばす事しかホセには出来なかった。
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