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私は自己紹介をし手を差し出した。ホセの笑顔がなくなる…口が開く。
「チャーミングなレディ一緒。聞いてない。村に男しかいない。ちょっと困る。それにこの服装、まるで裸ね」
つかの間の真顔はすぐ笑い顔に戻った。高橋がチャチャを入れた。
「俺も目のやり場に困るんだよな」
男同士にしか分からない笑い顔をホセ、高橋、滝川は見せた。
私はマンザラではない気分…我慢で出来てる身体を褒められるのはいつだって気分がいい。努力が報われる。
「行く村、ペスタニアといいます。車4時間かかります。行きながら話しましょうね」
車に乗ってから私は気付いた…結局、ホセは私と握手をしてない事に。
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