29人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
……大騒ぎだ…
彼等が辺りを片付けてる間、僕は変な事を考えていた。
アーミーはチコの異常を知っていて黙っていた…
ビトは餌が無いのにほって置いた…
…そしてトミー…いくらなんでも、きれいさっぱり忘れる訳がない。俺は絶対聞いてないぞ…
「…なぁ、お前等さぁ…
チコを死ぬように仕向けて食うつもりだったんじゃないの…?」
自分の言った言葉にゾッとした。
「エッ?ナンデスカ?」
よかった、意味がわかってない。…と思ったらアーミーがブツブツと、わからない言葉を呟いた。
「トミー?あいつ何て?」
「アンナノナッタラ、クイネー」
…あんなになったら食えない…?
……じゃあ…やっぱり…
変な汗が出てきた…
最初のコメントを投稿しよう!