書き終わってる詩

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brake 絶対なんて何処にもなくてあるのは悲しい答え 何時からか離れているのは距離だけじゃなくて 愛していたはずの君を思い出す事さえ難しくて 今も君は待っているんだろうか? 叶うはずのない想いを守り続けたままで 永遠さえ越えていけると絡めた指は空を切って 愛していないわけじゃない もう塞がらない距離を感じてしまったから 守られない約束で縛った罪は消えないまま 止まれない針を見つめながら君を思う 確かに感じていた体温さえ冷めてしまった 許さなくていい、ただ薄れてほしい 交わしていた想いだけを信じていれたなら 微笑みを奪った報いなら幾らでもうけるから 届かない距離を埋められず 零れていく想いをもう集める事は出来なくて
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